第6回アルムオンジ・ROKU/企画 信州たかずやの「森・きこり」体験

日時:2002年6月8日(土)〜9日(日)

主催者:ろくさん
イントラ:じょんのび   小間使い:olive

報告&感想文 工藤亜祖臣(東京都・日野市)

2ヵ月後にI加工の続きをやるというので早々に麻のロープを購入。しかし勝手をつかんでいないため宿題が出来ないまま参加することに。
6月8日(土)2回目の参加。前回参加した折常連者は地下足袋で腰袋には鉈と鋸。私も「まずは格好から」と、地下足袋と脚絆を購入。次回は鉈も是非欲しい。
昼前に座学。この間森林塾の本を読んできたので、ずいぶんと話内容は分かりました。しかしロープの末端処理であるI加工はまだ理解できず。
さて、今回のメインテーマはテントデッキ製作。
腹ごしらえの後、現場に。傾斜地のためどのようにかけるか、相談。上部は1m未満の高さも下部では2m以上に。
二手に別れ、大引(おびき)に使う丸太の平らな面さがし。丸太の上に材木を載せて一番空間の少ない面を上部にすることに。柱代わりの生木の松をいためないように、成長具合の空間を作り、材を固定。
1日目の作業はここまで。温泉につかり、おいしい料理に舌鼓をしてくつろぐ。

2日目、テントデッキ作業の続き。
根太(ねた)を付、墨線を入れ、床板張り。ちょうどよい長さの板の調達から。
強度を考慮に入れ、並べ方についてあーだこーだ言い合いながらの作業。後はひたすら釘打ち。何回か親指をたたく。
その作業と平行し、床に乗った時、重みに耐えられるように補強作業。
これまた本格的に穴を掘り、石を敷詰め、ちょうどよい高さになる丸太を確保しての作業を長野さんとサイゴンの二人が行う。「基礎工事はお任せあれ」と長野さん。また高さが2m以上になってしまったので階段作りを岡田さんと初参加の山浦さんが行う。これまた一工夫も二工夫もしての仕上がりに。山浦さんは「いんねデッキ」の床面をバーナーで焼きを入れる。そうすると持ちが違うとのことである。また一週間前に洗濯機と共に階段から転がり落ちたという佐藤さんは自ら「戦力外」と名乗りながらも大ハッスルだった。豆ちゃんはさすが大工さんを乳に、ちゃう、父に持つ娘。水平を見たり墨を出したりと、きゃしゃでパワー不足の分を技術で補っていた。
完成後は下刈り作業で山積みになっている枝やシバなど森の片付け。
上にあったものを下に、そして今回は左にと動かしているものの、枝が土に還るのと作業の進捗状況とはどちらが早いでしょうか。
その後、全員がテントデッキに上がりこみ完成を祝う。次の作業の話題で盛り上がる。いんねデッキ(ツリーデッキ)とじょんのびデッキ(テントデッキ)をどうやってつなごうか。温泉宿にもかかわらず風呂を作ろう。サウナを作ろうとの意見も出てきた。次回(8月末)が楽しみ。


じょんのびデッキほぼ完成 チェーンソウくらい女の子だって
じょんのびデッキほぼ完成 チェーンソウくらい女の子だって