第5回アルムオンジ・ROKU/企画 信州たかずやの「森・きこり」体験

日時:2002年4月6日(土)〜7日(日)

主催者:ろくさん
イントラ:じょんのび   小間使い:olive

報告&感想文 工藤亜祖臣(東京都・日野市)

学校現場も週休2日制が完全実施した2002年4月に初参加しました。それまでは誘われても、山歩きならばともかく、わざわざ高い交通費をかけて雑木林の保存なんて・・との思いが強く、行ってみようという興味も起きませんでした。
ところが、今年は桜の開花が早く4月第一週目でもしかしたら高遠城址公園の桜が見られるのではとの気持ちも働き、4月6日(土)始発のスーパーあずさに八王子より乗り込み、伊那市に出向きました。

 初参加の中、まずは電動ドリルを使いキノコの菌のこま打ち作業。電動鋸(チェーンソー)も初めて使い、丸太切り。伐採後の切り株処理に電鋸を使うものの、慣れない中で一株だけなのにきつい作業となりました。

2日目の朝は雨模様だったので2時間ほど室内でロープの末端処理のI加工について教わりました。「これができるようになると棒とロープだけで木登りが出来るんだよ、生徒の前でやったら絶対に尊敬されるよ」とおだてられたものの、これは何がなんだかわからずじまいで、講師のヨッシーからは帰りの電車で復習するように宿題を出されたものの、何をどうしていいのか分からないため手をつけられませんでした。
そのうち天気が良くなってきたので昨年の参加者が切り倒し、枝払いも済んだ丸太の移動。鳶口が丸太にうまくかかると引っ張る作業も楽に。集材機を使っての丸太の移動。こちらは機械の調子が悪いとモーター音のみうねりをあげるもののひっぱってはくれません。
帰りがけにヨッシー先生が参加者全員になめこの菌が打ってある木の株をおみやげにくれました。自宅に持ち帰り、秋に茸が出るのが楽しみです。電鋸や鳶口が初めて使えたうれしさもあって、ロープ加工以外では器用さや思考力を要求されなかった事が良かったのか、森の片づけ作業も気に入り次回までには地下足袋を用意してこようという気持ちになり、最終のスーパーあずさで帰路につきました。

こならにクリタケの菌をうちこみました 山掃除をしたらシュンランを見つけました
こならにクリタケの菌をうちこみました 山掃除をしたらシュンランを見つけました